2015年11月23日
【幻の新交通システム(6)】クレオの建物の周りを高架が通る空間が空いていた!
土浦と筑波大学病院を結ぶ予定だった新交通システム計画の名残を何度か取り上げてきました。
それ以外にも、つくばセンターから荒川沖、ひたち野うしくを結ぶ路線の構想もあったようです。
また、以前取り上げた「筑波研究学園都市中心市街地総合計画図1981」を見ると、これ以外の路線構想もあったようです。
【幻の新交通システムシリーズ】

今回は、つくばセンターから南に向かう路線を取り上げてみたいと思います。
つくばセンターのQ'tとBiViの間にある歩道橋から南(三井ビルの方向)を見たところです。
クレオ(西武筑波店)の建物と歩道の間にかなりの空間があります。
どうも、この空間は新交通システムの高架のために空けてある空間のようです。
それ以外にも、つくばセンターから荒川沖、ひたち野うしくを結ぶ路線の構想もあったようです。
また、以前取り上げた「筑波研究学園都市中心市街地総合計画図1981」を見ると、これ以外の路線構想もあったようです。
【幻の新交通システムシリーズ】
2014/03/02
2014/03/12
2014/06/22
2015/05/20
2015/05/21
今回は、つくばセンターから南に向かう路線を取り上げてみたいと思います。
つくばセンターのQ'tとBiViの間にある歩道橋から南(三井ビルの方向)を見たところです。
クレオ(西武筑波店)の建物と歩道の間にかなりの空間があります。
どうも、この空間は新交通システムの高架のために空けてある空間のようです。

※「筑波研究学園都市中心市街地総合計画図1981」のクレオ(「デパート」と表記)の周りを拡大
この計画図を見ると、クレオの建物に沿って新交通の高架が通り、西に松代方面に向かう高架と、斜めに交差点を跨いで南に向かう高架が描かれています。
実際、クレオの南東角には広い空間があります。
建物も、角をギザギザに切り取った形になっています。
新交通システムのための空間が空いていますね。
クレオの建物に沿って西に向かう高架は、さらに建物の南側と土浦学園線の間を通るように空間が空いています。
今は駐車場として使われていますね。
まつりつくばの時には、屋台が並びます。
この先、西大通りまでは高架が通るスペースが空いています。
(その先の東新井緑地もそうかな?)
どこまで新交通システムを延ばすつもりだったのでしょうかね?
松代方面でしょうか?
ちなみに、初めの写真を撮った歩道橋から北にも高架は延びるように計画図は描かれています。
さすがにQ'tを建てた際には新交通システムのための空間を確保していないようで、歩道とQ'tの間にはほとんどスペースが空いていません。
探してみると、センター周辺には新交通システムの空間があちこち空けてあるようですね。
まだ他にもあるので、これからも紹介していきたいと思います。
この記事へのコメント
革洋同さん、こんにちは!
返信が遅れてしまいましたが、ありがとうございます。
拝見しましたが、いろいろと貴重な文献が紹介されていて興味深く読みました。
特に、完成予想図が存在するとは驚きです。
ただ、地元の人間でもどの場所を想定した絵なのかよくわかりませんでした。
私の方も続きを書きたいと思いつつ、まだ途中段階ですが、革洋同に勢いをもらって書きたいと思います。
返信が遅れてしまいましたが、ありがとうございます。
拝見しましたが、いろいろと貴重な文献が紹介されていて興味深く読みました。
特に、完成予想図が存在するとは驚きです。
ただ、地元の人間でもどの場所を想定した絵なのかよくわかりませんでした。
私の方も続きを書きたいと思いつつ、まだ途中段階ですが、革洋同に勢いをもらって書きたいと思います。
Posted by Science_City
at 2016年02月01日 00:10

随分さぼっていたのですが、新交通システムについて新たに入手した資料をやっとまとめ終わりました。
当初事業化された1.5km区間の路線図もあります。
御笑覧いただけますと幸甚です。
http://kakuyodo.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/8-ca5d-1.html
当初事業化された1.5km区間の路線図もあります。
御笑覧いただけますと幸甚です。
http://kakuyodo.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/8-ca5d-1.html
Posted by 革洋同 at 2016年01月24日 17:28
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