研究学園の生活

イオンつくば駅前店とクレオ専門店街が入っていたクレオ低層棟が閉鎖されてから、早1年5ヶ月が経とうとしています。
一時はつくば市がまちづくり会社を設立してクレオを買い取る計画が浮上しましたが、市議会の賛同を得られずにあえなく断念されてしまいました。
結局、クレオの建物はQ'tとMOGを買収した不動産会社「日本エスコン」に今年の3月に売却されました。
（参考：2019年3月27日　日本エスコンプレスリリース「『つくばクレオ』商業施設取得に関するお知らせ」）

日本エスコンは、西武筑波店が入っていた高層棟については、リノベーションのうえ新たな施設として再生し、イオンと専門店街が入っていた低層棟については、解体のうえ先進的な共同住宅を建設すると発表しています。

【イオン閉店についての記事】




売却後、動きが見られないと思っていたら、工事用の柵が設置されたと聞き現地を見に行ってきました！
確かに敷地は柵で封鎖されて、敷地内に入れないようになっていました。

低層棟の部分には足場の設置が始まり、建設機械も入っていて解体工事の準備が始まったようです。



確か西武閉店の前の年に外壁が改修されたばかりですが、わずか3年ほどで解体されてしまうことになりました。
看板も外壁も真新しく見えるだけに、解体されるのが惜しく感じます。



イオンの西側にあった自転車置き場は既に解体され、廃材となって置かれていました。



解体工事はイチケンが受注したようですね。
共同住宅（マンション？）の建設もイチケンが行うのでしょうか？
低層棟の解体には、高層棟やペデとの境界部分の処理に丁寧さが求められるので、それなりに期間を要しそうです。
労災保険関係成立票に示された事業の期間は、2020年5月20日までとなっており、それくらいかかってもおかしくないと思います。



高層棟がリノベーションされてできる新たな施設については、まだ何も公表されていないようです。
右側に見える低層棟の姿が見られるのも、あとわずかになってしまいました。
確か、昔は低層棟の屋上に子ども向けの遊び場がありました。
それからTX開通時のリニューアルの前までは、西武とイオンの間にあったエスカレーターが曲線エスカレーターで珍しかったのを覚えています。
他で見たのは、横浜のランドマークタワーくらいです。

そんな思い出の残る建物が、一部とはいえ姿を消してしまうと思うとさびしいですね。