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2014年11月23日

「ロボットの街つくば」らしいイベント!

ちょっとタイミングが遅れた話題になってしまって恐縮です。

先週の日曜日、ペデを子どもと自転車で走っていると、向こうからベビーカーのような車を取り囲んだ人たちが歩いてきました。

「ロボットの街つくば」らしいイベント!

よく見ると、このベビーカーのような車は勝手に動いています。

「ロボットの街つくば」らしいイベント!

その後、次々と同じような光景に出合いました。

電動車いすを改造したようなものもありましたが、これもハンドルが自動で動いていました。
子どもが、「すごい、自分で走ってる!」と驚いていました。

「ロボットの街つくば」らしいイベント!

11/16は「つくばチャレンジ」の日でした。
「つくばチャレンジ」とは、「つくば市内の遊歩道等の実環境を移動ロボットに自律走行させる公開ロボット走行実験」だそうで、今年で8回目のようです。
「ロボットたちが、実験室の中でなく、市民が日常使っている実際の市街地の中で、自分で環境を認識しつつ自分で行動を決めて走行」するということで、かなり難易度としては高いものだと思います。

今年のロボットに与えられた課題は、
・移動ロボットがつくば市内の遊歩道や広場を自律的走行して、複数の探索エリアで、決められた服装の人間を見つけてくること。
※ロボットは走行開始後、自分で環境の条件に対処し、外から制御を受けることなく完全に自律的に動作しなければならない。
※ロボットは走行中、通行人や環境内に一時的に存在する障害物、あるいは、走行中の自転車や他のロボットに対処し、それらとの接触や衝突を発生させないこと、また、あるいは市民の通行の妨害および、市民の安全を脅かしたり、不安感を与えることも避けなければならない。

具体的には、こういう課題です。
・ロボットの走行の持ち時間はスタート後90分
・ロボットが走行すべき距離は、探索のための走行を除いて約1.2km
・3つの探索エリアで合計5人を発見
・つくば駅近辺(大清水公園~ペデストリアンデッキ~つくばセンター広場)が探索エリア
・ロボットは、決められたスタート点から、市内の大清水公園の中と遊歩道に決められたコースを走行して、順々に指定された探索エリアを訪問し、その中を走り回って探索対象の人間を発見
・ロボットは必要な探索が終わったら決められたコースに沿ってゴール点まで走行
・対象の人を見つけたら、その人の前で3秒間以上停止して見つけたことを態度で示す

かなり難しい課題だと思います。
それでも、44チーム、50台のロボットが出走して、4台のロボットが課題をクリアしたそうです。

素人には、どうやったらこれだけのことを自律的にロボットに行わせることができるのか、想像もつきません。
機械・電気・情報の技術を結集しなければ、不可能なのでしょうね。
日本の技術力はすごいなーと思います。

「ロボットの街つくば」らしいイベント!

ゴールが設けられたカピオ前の広場で、ゴールした(と思われる)チームの人たちが記念撮影をしていました。
チームの人たちの達成感に満ちた表情が印象的でした。
苦労して作った自分たちのロボットが思った通りに動いてくれたら、最高にうれしいでしょうね。

研究学園でも「ロボットが通ります」というような立て看板があちこちに立っていますが、何度かセグウェイが通るのを見かけたくらいでした。
今回、つくばらしいイベントを見ることができて良かったです。





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Posted by Science_City at 23:09│Comments(2)イベント
この記事へのコメント
メルさん、こんにちは!

「つくばチャレンジ」の存在は知っていたのですが、この日だとは知らなかったのでラッキーでした。

毎年やっているようなので、タイミングが合えば来年に是非!
Posted by Science_CityScience_City at 2014年11月30日 00:28
偶然にお子さんと一緒の時に見れて良かったですね!
私の子供達はロボット系が好きなので引っ越して来た当時 研究学園で「ロボットが通ります」を見て興奮して駅の周りに行くたびにキョロキョロして探していました。
見せてあげたかったです。
Posted by メル at 2014年11月28日 05:40
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