研究学園の生活

昨年、本好きの方々に惜しまれつつ閉店してしまった、友朋堂書店。
桜店はウエルシア薬局になり、梅園店はつくば市長の選挙事務所になっていました。
（そういえば、今はどうなっているのだろう？）

【友朋堂書店についての記事】




ところが、本店の吾妻店は実はまだ営業しているというのです…。

お店のシャッターは閉まったままですが、シャッターに「入口」と書かれた矢印が書かれています。
矢印の方向に進むと、通用口のような引き戸があり、営業中と書かれています。
（すみません、写真を撮り忘れました）
通常の本の販売は終了しましたが、今でも教科書の販売等は行っているのです。

潜入捜査風に書いてしまいましたが、実は単に子どもの学校の教科書を買いに来ただけです。
この扉からは中に明かりが点いているようには見えませんが、引き戸を開けてみると物置のようなスペースに出ます。
このスペースを抜けると、かつての友朋堂書店の売り場に出ます。
ほぼ空っぽの書棚は以前の通り並んだままでした。
そして、店内は教科書と思われる本が山積みになっていました。

以前からのレジで教科書の代金を支払って、また同じ通路を通って帰りました。
すっかり変わって別人のようになってしまった古い友人に出会ったような、懐かしい気持ちと寂しい気持ちが入り混じった複雑な気持ちで店をあとにしました。