2017年09月09日
NTT研究所の高層実験棟の解体が始まっていた!
つくばには、研究学園都市らしく巨大な実験施設がいくつもあります。
しかし、施設の老朽化や研究予算の削減などもあってか、ここ数年で解体が相次いでいます。
2010年に気象研究所の気象観測鉄塔が撤去されました。
常磐道で谷田部ICが近づいてくると、鉄塔の先端で点滅する航空障害灯が見えてきて、つくばに帰ってきたことを実感したものでした。
そして、今年の初めには国土地理院のVLBIアンテナが解体されました。
【VLBIアンテナ解体に関する記事】
今度は、NTTの研究所(NTTアクセスサービスシステム研究所 筑波研究開発センタ)にある高層実験棟の解体が始まってしまいました。
しかし、施設の老朽化や研究予算の削減などもあってか、ここ数年で解体が相次いでいます。
2010年に気象研究所の気象観測鉄塔が撤去されました。
常磐道で谷田部ICが近づいてくると、鉄塔の先端で点滅する航空障害灯が見えてきて、つくばに帰ってきたことを実感したものでした。
そして、今年の初めには国土地理院のVLBIアンテナが解体されました。
【VLBIアンテナ解体に関する記事】
2017/01/14
2017/01/15
今度は、NTTの研究所(NTTアクセスサービスシステム研究所 筑波研究開発センタ)にある高層実験棟の解体が始まってしまいました。
この高層実験棟は、地下3階、地上12階建てで、高さが63mあって周辺に高い建物がないため、大穂あたりからはひときわ目立つ建物です。
地震や温度変化が高層ビルに布設された垂直ケーブルに与える影響を調べるための実験施設なのだそうですが、もう施設としての役目を終えたのか、7月頃から解体工事がスタートしたようです。
今は足場に囲われていて、シンボルの巨大なNTTマーク(ダイナミックループ)は見えなくなってしまいました。
撤去工事を請け負っているのは、東京スカイツリーを建設した大林組です。
日本一高いタワーを造った会社がタワーの解体を請け負うのも面白いですが、大林組は「QBカットオフ工法」という耐震性を確保しつつ解体の工期短縮を図る工法を開発しており、おそらくこの工事でもこの工法を使うのではないかと思います。
研究所が無くなるわけではないようですが、所内で1番目立つ建物が解体されてしまうのは残念ですね。
解体工事は来年4月までには終わるようです。
VLBIアンテナのように、あっという間に解体されてしまうのでしょうね。
地震や温度変化が高層ビルに布設された垂直ケーブルに与える影響を調べるための実験施設なのだそうですが、もう施設としての役目を終えたのか、7月頃から解体工事がスタートしたようです。
今は足場に囲われていて、シンボルの巨大なNTTマーク(ダイナミックループ)は見えなくなってしまいました。
撤去工事を請け負っているのは、東京スカイツリーを建設した大林組です。
日本一高いタワーを造った会社がタワーの解体を請け負うのも面白いですが、大林組は「QBカットオフ工法」という耐震性を確保しつつ解体の工期短縮を図る工法を開発しており、おそらくこの工事でもこの工法を使うのではないかと思います。
研究所が無くなるわけではないようですが、所内で1番目立つ建物が解体されてしまうのは残念ですね。
解体工事は来年4月までには終わるようです。
VLBIアンテナのように、あっという間に解体されてしまうのでしょうね。
Posted by Science_City at 01:44│Comments(0)
│建築
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