研究学園の生活

情報をいただきました。
つくばエクスプレスが平成31年度末に向けて大幅な輸送力増強を行うというニュースリリースが出ました！
（首都圏新都市鉄道ニュースリリース：「平成31年度末の輸送力増強に向けて車両5編成（30両）を増備します」



現在、守谷駅から車両基地にかけて行われている入出庫線の複線化工事と、追い抜きを可能にする工事が平成29年度末まで行われていますが、その後に輸送力増強のための工事をして、車両も5編成増やすという内容です。
その結果、朝ラッシュ時間帯１時間の最混雑区間（青井駅〜北千住駅）の運行本数が現在の22本から25本に３本増加するとのことです！

それ自体はうれしいニュースなのですが、あわせて悲しいニュースもありました。

一部交直車両のボックスシートをロングシート化

ニュースリリースによれば、「一部交直車両（23編成中16編成）のボックスシートをロングシートに改造し、車両定員増とお客様のスムーズな乗降を図ります。」ということです。
つまり、つくばまで直通できる電車（交直車両）のうち、現在の約3分の2の編成のボックスシートがなくなってしまう！ということです。

現在のボックスシートにはテーブルがついていて、飲食したりパソコンで作業したりするのに便利だったのですが、これがなくなってしまうということになります。
また、両隣に人が座ることが無く、寝るのにも都合がよかったので、私はいつもボックスシートのある3、4号車を狙って乗っていました。

最混雑時間帯に乗られる方々にとっては、ボックスシートは通路が狭くて混雑の原因になるのだとは思いますが、乗車時間の長い利用者にとっては非常に残念です。

快速・区間快速だけでも構わないので、1編成を6両から8両に増やしてほしいです。
既に編成延長のための駅・施設の設計は終わっているはずですから。
単に車両を増やすだけでは投資が回収できないでしょうから、増やした車両のうち1両を座席定員制にすれば座っていきたい人のニーズにも応えられると思います。

全部ではないものの、ボックスシートに座れる機会が激減してしまうのは残念です。