研究学園の生活

このゴールデンウィークは割と天気の良い日が多い気がします。
今年は遠出する機会はありませんが、近場を散歩しています。

3月、4月とずっと忙しかったので散歩をする機会があまりありませんでしたが、久々にブラブラと散歩しました。



この季節は、いろんなところでいろんな花が咲いていますが、研究学園周辺の某所で見慣れない花が咲いていたので写真を撮りました。
図鑑を見ると、どうやら「キンラン」という蘭のようです。

キンランは、環境省のレッドリストで「絶滅危惧II類」に指定されていて、茨城県レッドデータブックでも「準絶滅危惧」に指定されている植物です。
可憐な感じで、きれいな花ですね。



他にも色違いで似たような花が咲いていて、こちらは（多分）ササバギンランのようです。
（図鑑で見てもギンランとよく似ているので自信が持てませんが…。）
ササバギンランは特段レッドリストには載っていないようですが、もしギンランだった場合は茨城県で準絶滅危惧に指定されている種類です。



探してみると、キンランもササバギンランも何箇所かで咲いていました。

キンランがレッドデータに載った理由を調べると、雑木林の減少やラン愛好家による乱獲によるものだそうです。
…なので、写真を撮った場所は伏せておきます。
人工栽培が難しい種で一般の人が育てるのは非常に困難だそうですので、もし見つけても採取などせず、見るだけにしたいものです。