研究学園の生活

ガリバーがこれから展開しようとしている輸入中古車の「LIBERALA(リベラーラ)」。
これから全国展開を図るということで、全国4店舗めを研究学園の新都市中央通り沿いに建設中です。

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もう建物は完成し、今は内装工事中です。
ゴールデンウィークだというのに、作業をしています。
プレスリリースでは1月オープンと書かれていたので、工事が遅れているのでしょうね。

しかし、このLIBERALA、交通安全上の大きな問題がありそうです。

この建物の印象的なところは、建物の2階に直結するスロープ。
問題は、このスロープに上がる車を新都市中央通りのどこから出入りさせるつもりかということです。



スロープの入口を見ると、新都市中央通りと脇道の交差点の方向を向いています。
もし、この交差点から黄色の矢印の方向に出入りさせるつもりなら、これはすごく危険です。
もし、歩道で脇道からの車を待つために立ち止っている歩行者がいたら、入ってくる車にひかれるおそれがあります。
出てくる車からは、脇道から出てくる車が見えにくいため、これとぶつかるおそれがあります。

ひょっとすると、奥の出入口から入ってスロープの手前で180度Uターンさせるつもりなのかもしれませんが、ホイールベースが長い輸入車には、結構厳しい回転半径に見えますし、Uターン前提ならスロープの向きがそうなるはずなので、やはり交差点から出入りさせるつもりだと思います。

上に書いたように、交通安全上の問題があるので、交差点から店舗に出入りするために道路の切り下げ工事（歩道の段差をなくす工事）をしようとすると許可されません。
この県道を管理する茨城県土浦土木事務所のサイトに掲載されている資料でも、交差点から8m、交差点の停止線から5m以内には出入口を設置することが明確に禁止されています。

今回、LIBERALAの工事では歩道をいじっていないので、土浦土木事務所にはたぶん何も申請しておらず土浦土木から指摘する機会はなかったものと思われます。

本来、建築許可の段階で指摘があってもよいと思いますが、スルーされてしまったのでしょうか？
この歩道は通学路でもあるので、交差点からの出入りができないように交差点部分の歩道と店の境界に柵を造ってもらう必要がありそうです。