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2019年04月26日

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

前回の記事の続きです。
科博オープンラボを見た後、植物園も無料で見学できたのでブラブラと眺めてきました。

【筑波実験植物園についての記事】


筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

今の季節、あちこちで菜の花が咲いていてキレイですね。
菜の花といえばアブラナだけしか連想していなかったのですが、アブラナ科には色々な野菜が属しているのですね!

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

こちらはとんこつラーメンをはじめとしたラーメンには欠かせない高菜です!
まぁ、この辺は想定の範囲内です。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

こちらはミズナ。
確かに葉っぱを見れば水菜ですね。

国内の水菜の生産の3分の1以上が茨城県産なのだそうです!
生産量が多そうだとは思っていましたが、ビックリですね!

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

こちらはカブです。
大根と似ているので、てっきり白い花かと思ったら普通に菜の花でした。

原産地は南ヨーロッパとアフガニスタンだそうですが、弥生時代には日本に入っていたということで、昔からシルクロードを通じて交流があったわけですね。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

こちらは白菜です!
ハクサイもアブラナ科だったんですね!
見慣れたハクサイの上にアブラナを継いだような違和感がありますが、カブと他種の交雑で生まれたと聞いてまたビックリです。

アブラナ、カブ、チンゲンサイ、コマツナ、ミズナ、タカナ、ザーサイ、カラシナなどはみんな同じ原種から生まれた栽培植物なのだそうです。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

こちらはキャベツです。
そうかぁ、キャベツもアブラナ科だったんですね~。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

キャベツはハクサイなどと少し仲間が異なりヤセイカンランから生まれた野菜だそうです。
確かに、他の種と茎の出方が違うような…

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

そして、こらちはブロッコリーです。
キャベツと同じくヤセイカンランから生まれた野菜だそうですが、キャベツは葉っぱを食べますが、ブロッコリーは蕾と茎を食べるところが違うわけですね。

確かにキャベツの花の辺りは、ブロッコリーっぽいです。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

こちらも仲間のカリフラワーです。
ブロッコリーの白いヤツと認識されていますが、実際ブロッコリーが白く変異した種のようです。

昔、クイズ番組で所ジョージがカリフラワーの名前が出てこずに、「ブロッコリーの白いの!」と回答していましたが、あながち間違っていなかったわけですね。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

さて、今度はセリ科の野菜です。
ニンジンが葉っぱを食べるセリの仲間というのも意外ですね。
しかも、アフガニスタン原産。
乾燥したイメージですが、実は野菜の栽培が盛んなのでしょうね。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

昔は葉っぱも食べていたようですね。
セリと同じように食べていたのでしょうか?

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

パセリもセリ科なのですね。
ヨーロッパ原産のセリだから、略して「パセリ」なのかと思ったら、残念ながら仮説はハズレで英語で「パセリ」のようです。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

パセリなのに葉が縮れていないと思ったらパセリにも2種類あるようで、一般的な葉の縮れたパセリは「モスカルードパセリ」と呼ばれ、この写真のパセリは「イタリアンパセリ」のようです。

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

そして、東南アジア料理には欠かせない「パクチー」がこちらです。
日本にも平安時代には入っていたのですね!驚き。
でも、普及はしなかったようですが…

パクチーはタイ語で、英語ではコリアンダーだそうです!
コリアンダーとパクチーが同じものとは初めて知りました…

筑波実験植物園で食用植物を学ぶ!

ベトナムのフォーが大好きなので、フォーにたっぷり入れて食べたいですね!
嫌いな人は大嫌いなようですが…

植物園は眺めてキレイなだけでなく、大変勉強になりました。




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Posted by Science_City at 06:24│Comments(0)博物館・研究所自然
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