研究学園の生活

つくば駅周辺の商業施設が衰退してしまったためか、つくば駅周辺の駐車需要も縮小傾向にあるようです。

コインパーキングの1日最大駐車料金は、駐車場運営会社が利益の最大化のため臨機応変に駐車料金を変えるので、そのエリアの現在の駐車需要を表す指標だと考えています。



つくば駅周辺には、大手が運営するコインパーキングはそれほど多くありません。
ライトオンの駐車場になっているタイムズ駐車場は1日最大1200円、南2駐車場隣接の三井のリパークは1日最大1100円など、安定的に高止まりしています。
一方、中央通りの西側にある「NPC24Hつくば吾妻西パーキング」は、駅から少し距離があるためか割と変動が大きい気がします。

以前は1日最大800円で、TX開通後に900円に値上がりしたのですが、すぐ1日800円に戻り何年も変わっていなかったと記憶しています。

先日通りかかると、何と1日600円に値下がりしているではありませんか！
つくば駅周辺の駐車需要が縮小して、駅近に停める人はともかく、離れたところの需要が減っているのかもしれません。
逆に研究学園駅の目の前の三井の駐車場は1日最大900円になっています。
朝夕のピーク時間帯を除けば研究学園駅からでも座れますから、駐車場の利用者にとっては始発駅であることよりも、駅からの距離の方が重要なのかもしれませんね。
研究学園駅前の駐車場が減ってきたので、万博記念公園駅周辺の駐車場利用者が増えたという話もありますし…。

公共交通網もつくば駅が中心となっているからには、何とかつくば駅周辺の拠点性を取り戻さないと、TX開通前よりも車に頼らないと生活できない街になってしまいます…。