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2017年09月27日

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

土浦学園線の南側、つくば中央警察署の西側にURの茨城地域支社の建物がありました。
大高正人さんという有名な建築家・都市計画家がデザインした建物で、1983年竣工とは思えない現代的な建物でした。
大高さんがデザインした建物は、つくばには他に洞峰公園のレストハウスや体育館があります。

私の好きな建物の1つだったのですが、URが平成30年度にニュータウン開発事業から撤退するため、この建物も引き払い土地とともに売却されました。
引き続き商業施設として使ってくれれば良かったのですが、落札したのがマンションデベロッパーのタカラレーベンでした。
築30年を超えているものの、落ち着いた好ましい雰囲気のこの建物を使う気はさらさらなかったようで、あっさりと解体工事が始まってしまいました。

【URの建物に関する記事】


土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

まつりつくばの時に、土浦学園線のURの建物が解体工事用シートに覆われていたので、解体が始まっていることには気づいていたのですが、中の状況を見る機会がありませんでした。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

建物の西側に回ってみると、愕然としました。
もう土浦学園線沿いの壁面を残して、ほぼ解体されているではありませんか!

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

街並みにマッチしていた都会的な建物が、ほぼ瓦礫になってしまいました…。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

ご覧のとおり、タカラレーベンの発注による解体工事です。
これで跡地に変に主張だけが強い安っぽいマンションを建てられたら悲しいですね。
ぜひ控えめで落ち着いた建物にしてほしいです。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

解体される前のURの建物の様子です。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

主張の強くない、落ち着いた色調の建物でした。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

商業施設としても十分使えたと思うのですが…。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

つい、半年前まで存在していた建物が瓦礫になってしまっています…。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

ところで、このURの建物には、クレオ、Q'tやアイアイモールの建物を管理している筑波都市整備も入居していましたが、URの撤退に伴い竹園ショッピングセンターのスーパーヤマウチの跡地に移転していました。
このヤマウチの跡地は、撤退後にマンション(ウエリスつくば竹園)のモデルルームになっていたはずですが人を集めにくかったのか、つくば駅近くの中央通り沿いにいつの間にか移転していました。

土浦学園線沿いのURの建物の解体が進んでいた!

もう店舗を誘致することをあきらめたのか、スーパーだった建物はすっかり筑波都市整備のオフィスになっていました。

時が経過すれば街並みが変わっていくのも仕方がないですが、無くなってしまうのは寂しいものですね。





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Posted by Science_City at 01:35│Comments(4)まちづくり
この記事へのコメント
tkznさん、こんにちは!

目立つ建物が良い建築物とは限らないという良い見本だったと思います。
さりげなく街並みを造る名建築物だったと思っています。

エンブレムは最初チラシを見た時は、ルービックキューブみたいなデザインで変なのができると心配していましたが、出来上がってみると高さはやや過剰な感じはあるものの、街並みには調和した感じに仕上がったと思いました。

UR跡地のマンションの心配なのは、北側にある土浦学園線に対して背を向けた建物になることです。
背を向けるのは仕方がないですが、壁面線が揃わずにエレベーターホールや非常階段などが大通りに出っ張ると、見た目がごちゃごちゃした感じになるのが最大の懸念です。

デュオヒルズ吾妻も似たような立地ですが、中央通りからかなり引っ込んだところに建っているので目立たないものの、UR跡地では何も工夫しないと好ましからざる建物になりそうで心配しています。
Posted by Science_CityScience_City at 2017年10月02日 00:34
旧住民さん、こんにちは!

やはり、URのこの建物は建蔽率や容積率が低く、土地を贅沢に使っていたのが致命的だったのでしょうね。
筑波研究学園都市の余裕は、高度経済成長期だったからこそなのかもしれません。

あと1つの誤算としては、ここまでクルマ社会になることを想定していなかったということもあると思います。
現代では駅からここまで歩いて買い物をする人は多くないでしょうから、現実問題として商業施設を成立させるのは難しかったかもしれません。

それにしても、残念な話です。
Posted by Science_CityScience_City at 2017年10月02日 00:25
今まで当たり前に見てきたURの建物は、こうして振り返ってみると、風景に溶け込みながらも上品な主張をしている存在だったのですね。今頃気がついても遅いか。

跡地は、何が来てももう驚かない心境になっています。
今のエンブレムが建つ前は、そこの一日500円駐車場を頻繁に利用していました。その駐車場がなくなった途端に近くの駐車場が600円から800円に値上がりし、さらに1000円にまで上がりました。
私にとっては、エンブレムの位置に何か商業施設が建って欲しかったので、URの跡地にはもう特に期待はしていません。

ただ、マンションを建てるからには、高級感のある上品で違和感のない外観にしてもらいたいですね。
Posted by tkzn at 2017年10月01日 23:42
ありし日の画像までありがとうございます。
私もあの建物は安っぽくなく、変に主張せず、古さを全く感じさせない建物で是非そのまま利用してほしいと考えていました。
しかしこの30数年間の間に県内1位の地価になってしまったが故に、あのゆったりとした建て方は贅沢になってしまったんでしょうね。
つくばのいろいろな場所が再開発される度に、他のベッドタウン、地方都市と差異がない手狭な開発が多くて残念です。以前にURの人があの土地は純粋な住宅目的では売却しない(下駄履き住宅なら可)、と話していただけに街の賑わいという観点からも少し残念です。
Posted by 旧住民 at 2017年10月01日 16:07
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