ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ つくば情報へ
にほんブログ村 茨城県つくば市 ブログランキングへ

2016年10月19日

地図と測量の科学館のギャラリー展「さようなら!つくばVLBIアンテナ」に行ってきた!

つくばであれこれ」とネタがかぶって恐縮です。
気づいた時点でかなり書きかけていたので、このままアップします。

先日、常陽新聞に「国土地理院、巨大アンテナ撤去へ 18年間つくばのシンボル」という記事が掲載されました。
石岡に新しいVLBIアンテナができたので、つくばのアンテナはいずれ無くなるとは聞いていたのですが、今年中に運用が終了し、今年度中には撤去されることになってしまいました。



アンテナの撤去に先立って、国土地理院の構内に併設された「地図と測量の科学館」で10月4日(火)から12月18日(日)までギャラリー展が開催されています。
(詳細は国土地理院公式サイトの報道発表資料をご覧ください。)

先日、研究学園からの近さを生かして自転車で地図と測量の科学館に行ってきました!



こちらが「地図と測量の科学館」です!
入場無料です。

自転車は守衛所の裏にある駐輪場に停めます。



地図と測量の科学館の背後にVLBIのアンテナが見えます。



科学館に入って左手でギャラリー展が開催されています。
(同時に開催されている企画展「水害を考える」も興味深いです。)



両側にVLBIの観測の歴史やアンテナの概要などが展示されています。
中央は、子供たちが書いたVLBIアンテナの塗り絵が展示されています。

先ほどから何度も出てくる"VLBI"という用語は何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、詳細な説明は国土地理院のサイトにお任せしますが、要するに三角測量の原理を使って、地球上のいくつかの観測点(VLBIアンテナ)で宇宙の遥か遠くにある星(クエーサー)から発せられる電波を観測し、その電波の到着時間のずれから2点間の正確な距離を測定するという方法です。
時々、ニュースで日本とハワイの距離が1年で何cm縮んだなどと報道されますが、それはこのVLBI観測で求めることができるわけです。
東日本大震災でプレートが動いた結果、何cmも一気にずれ、その後プレート間の移動の傾向が変化したこともわかっています。



今年の5月から石岡市(旧八郷町)の茨城県畜産センター構内に設置された新しいVLBIアンテナの本格運用が開始されたました。
そのため、これまで使われてきたつくばのVLBIアンテナは12月で運用を終了し、年度末までに撤去されることになったわけです。



つくばのVLBIアンテナは直径が32m、高さ27.5mもあって色も白いので、遠くからでもよく見えます。
毎秒3度も回転する性能があり、550tもある巨大なアンテナが2分で1回転できてしまうというのは、意外と速いです。
さまざまな方向のクエーサーを観測しなければならないので、このくらいの性能が必要だったんでしょうね。

完成は平成10年3月と、思ったより新しいですね。
もっとも、技術の進歩は速いので、電子機器などは陳腐化して保守面では苦労があるのかもしれません。



一方、新しくできた石岡のVLBIアンテナは、直径が13.2m、高さが16.6m、重さが80tと、かなり小型軽量化が図られています。
そのおかげか、回転速度は、水平方向が最大毎秒12度、鉛直方向が毎秒6度と、最大でつくばのアンテナの4倍の速度が出せます。

↓つくばVLBIアンテナが回転する様子を撮った動画です。


初めてアンテナが動いているのを見た時、図体が大きい割に動きが速いな!と感心しました。
よそ見をしている間に、向きが全く変わっていることもしばしばです。



科学の街つくばらしい景観の1つだった大きなアンテナが無くなってしまうのはさびしいですね。
気象研究所の観測鉄塔が撤去された時も喪失感がありましたが、今回は研究学園に近いだけに、なおさらそう感じられます。



11月4日(金)・5日(土)には、VLBIアンテナの公開イベントが開かれ、アンテナの上部にも上ることができるようです!
最後の機会になりますが、私は予定が入っていて行けそうにありません。
たぶん結構人気が出ると思うので、別の日にもう1回くらいやってくれないかなと淡い期待を抱いています。

あと少しで、この見慣れた風景も過去のものになってしまうんですね…。





同じカテゴリー(イベント)の記事

この記事へのコメント
先日、観に行きました。
石岡にも行ってみたいです。

http://stk1031.blogspot.jp/
Posted by stk at 2016年10月30日 09:16
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。