研究学園の生活

手代木のハナマサの近くに「ホテルスワ」というホテルがありました。
研究学園都市では割と古く（つくば科学万博あたり？）からあるホテルだったと思います。



5年くらい前に閉館になり、ずっと放置されていましたが、何やら工事が始まっていました。
ホテルの看板があったところも書き換えられ、「善心会グループ　ほのぼの荘つくば」と書かれていました。

工事の看板を見ると、「住宅型有料老人ホーム」となっています。
ほのぼの荘を経営する医療法人善心会グループは、埼玉県熊谷市と東京都足立区でサービス付高齢者向け住宅やバリアフリー共同住宅を運営しています。

老人ホームはこの秋にオープンするようです。



謎なのは、もう1つ建築計画の告知看板もあって、こちらは5年前に設置されたものです。
そして、建築主の名前が「有限会社メディカルホールディング」という別の法人になっています。
名称も「（仮称）グローブ・タウンつくば」となっています。

ネットで調べると、どうも「ホテルスワ」は2010年あたりに経営者が替わり、リニューアルも行われたようです。
Trip Advisorで見ると、「ホテルスワ」ではなく、「ホテル　グローブタウン」となっていますね。
ひょっとすると、この頃に名前も変えたのかもしれません。

しかし、1年後には建築看板が立っていますので、リニューアル後わずか1年ほどで営業を終了し老人ホームに改装することになったのでしょうか…。
そして、さらに5年ほど放置され、経営者が替わって工事が再開されたということなのかもしれません。



裏の田んぼの方から見た様子です。
足場が組まれて、改装工事が行われています。
外壁の塗り替えはほぼ終わっているようです。



つくば駅や研究学園駅周辺にホテルがたくさん建ってしまったので仕方がないですが、郊外のホテルはどこも苦戦しているようです。
系列のウッディホテルスワの方は、農水系の研究所に近いためか、健在ですね。

ホテルが生まれ変わって老人ホームになるというのも時代の流れかもしれませんが、ホテルのように快適な老人ホームになるといいですね。