研究学園の生活

圏央道がつくばJCTから東関東道まで直結して、次は東北道だ！という状態ですが、残念なニュースが飛び込んできました。

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8月26日に国土交通省関東地方整備局から、以下の2つの記者発表がありました。
「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「境古河IC～つくば中央IC」間の軟弱地盤対策の検討着手について」
「入札契約手続きの取り止めについて」

1つめの記者発表では、
「軟弱地盤上における盛土箇所の一部において、軟弱地盤の圧密が予測以上に大きく進行していることから、「軟弱地盤対策検討委員会」を設置し、その対策等を検討せざるを得なくなりました。」
ということで、軟弱地盤対策の検討がされることが公表されました。

また、2つめの記者発表では、
「工事内容等について再検討が必要となったことから、入札手続きを継続すべきではないと判断し、手続きを取り止めました。」
ということで、手続きが始まっていた工事の入札手続きが中止されたことが発表されました。

あと今年度が半年ちょっとしかない状態で、まだ入札手続きが行われている時点で、もう今年度中の開通は難しかったと思いますが、これから対策検討をして入札手続きをやり直すということは、もはや今年度中の開通はほぼ絶望と言ってよいでしょう。

現時点では、「開通時期についても再度検討を進め、速やかにお知らせします。今後とも、一日も早い開通に向け、最大限努力してまいります」としか発表されていませんが、「軟弱地盤対策検討委員会」の結論が出た頃には開通時期の延期が発表されるのではないでしょうか？

万博記念公園駅周辺の工事が一気に進んできたと思ったのに、とても残念なニュースです。