研究学園の生活

広報つくば臨時号「総合運動公園」の説明にツッコミを入れる！（その3）です。

引き続き、総合運動公園についての「広報つくば」臨時号の疑問点を取り上げます。

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「Q5　他に優先してほしいことに、事業費を回してもらえないの？」に対して、
「A5　総合運動公園に使う補助金や借入金は、使い道を決められた財源です。」
と回答されています。
そして、「合併特例債は、つくば市と茎崎町との合併の際に策定した新市建設計画に位置付けられた事業にのみ活用が可能な借入金で、これまで、新庁舎、消防新庁舎、つくば駅前広場整備、市道整備などの事業に活用しています。」と解説されています。

ところが、調べてみると確かに使い道は決められているのは間違いないですが、合併特例債の使い道には学校建設や街灯整備も入っているようです！

つくば市と茎崎町の新市建設計画には、位置づけられた事業が掲載されています。



ちなみに、新市建設計画に位置づけられているという総合運動公園の計画は、上記事業のうち「つくばスポーツの森整備事業」のことみたいです。
事業費は、他の公園整備事業と合わせて約104億円となっているので、この計画策定時には今の基本計画のように施設が盛りだくさんの運動公園を想定していなかったのではないでしょうか。




この新市建設計画には、同様に「防犯灯設置事業」や「小・中学校施設新築事業」なども含まれています。
計画に示された事業費は既に使い切っている可能性もありますが、総合運動公園の事業費も計画の事業費をはるかに上回っていますので、おそらく変更可能なのだと思われます。

そうすると、合併特例債を防犯灯や学校施設の新築に使うことは可能なはずです。
また、防犯灯や学校施設の新築以外にも様々な事業が挙げられていますから、総合運動公園以外にも様々な用途に使えるのではないでしょうか？

A5の説明は、都合の悪いところを端折って説明している感じがしますね！