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2014年11月05日

雨引観音のご本尊は80年ぶりの御開帳!

つくばに住んでいると、行ったことが無くても「雨引観音」の名前を知っている方が多いと思います。
関東鉄道高速バスのリアガラスに広告が出ているので、高速バスの後ろを車で走るといつも目に入るのではないでしょうか。
今年になって雨引観音に初めて行って親も子どもも気に入ってしまったので、3度目のお参りに行ってきました!

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こちらが表門にあたる「薬医門」です。
もともとは麓の集落にあったものを移築したそうです。
ここから、145段の石段を上がっていきます。



石段の途中、右手には古くて立派な「鐘楼堂」が建っています。
1830年に再建されたもので、築180年以上になります。
これほど立派な鐘楼堂はなかなか無いでしょうね。



さらに石段を登ると、これまた迫力のある仁王門があります。
こちらは、1628年に再建されたものといいますから、既に380年以上経ちます。
立派な彫刻が施されていて、見応えがあります。



こちらが本堂です。
現在の本堂は、1682年の建立ということで、こちらも330年もの歴史があります。



竜の彫刻など、かなり手の込んだ彫刻があって、日光東照宮と似た感じがします。



今年はこの本堂の奥に、国指定の重要文化財「延命観世音菩薩」が御開帳されています。
鰐口を鳴らす綱に、本堂の中から延びた細い紐が巻き付いています。
これは、ご本尊の観音様の手につながった五色の紐で、これを手に取って祈願すれば大いなるご利益があるそうです。

ご本尊は、平安前期、9世紀後半の制作とされていて、茨城では最も古い木造の彫像だそうです。



こちらは1853年に建てられた「多宝塔」です。
二層目が円形になっているのが珍しいと思います。



この雨引山楽法寺(通称「雨引観音」)は、何と587年の開山だそうで、大化の改新より前、飛鳥時代にもならない頃だそうです。
中国から渡ってきたお坊さんが開いたということで、関東でも屈指の古刹といえるのではないでしょうか?



今回のめあては、80年ぶりに御開帳されている観音様への拝観です。
特別拝観料の1000円(記念のお守り数珠付)をお納めして、本堂に上がります。
残念ながら本堂内は撮影不可です。
この日は七五三や安産祈願の護摩祈祷の人たちがたくさんいたので、お邪魔させていただく形になりました。

しばらく待つと、ほら貝の音とともにお坊さんたちが現れ、祈祷が始まりました。
考えてみると、神社ではなくお寺で祈祷を受けるのは初めてです。
位の高そうなお坊さんがお経を唱えながら、護摩を焚きます。
木造の本堂内で2、3mも炎が上がるので、どこかに飛び火しないか冷や冷やしながら見ていました。
よく見ると、護摩を焚いているところの上には焼肉屋のロースターを古めかしくしたしたような覆いが付いていて火の粉が飛んでも引火しないようになっているようでした。

祈祷が終わると、いよいよご本尊を間近に拝みました。
とても柔らかな表情をした観音様でした。
観音様の手先からは五色の紐が外の鰐口の綱につながっていました。

祈祷の様子と観音様を間近に見ることができて、1000円の拝観料なら高いとは思いませんでした。
御開帳は今年いっぱいですので、観音様を拝みたい方はお早めに…。



境内には、コイやカモが泳ぐ池があり、鳥や魚の餌も売っているので、子どもは大喜びです。
もう少しすると、紅葉が始まるのだろうと思いますが、まだイロハモミジは緑の葉のままでした。



また、境内からは東京方向の関東平野が一望でき、スカイツリーや新宿の高層ビル群を見ることが出来ました。



子どもの楽しみは、この青いクジャク(名前を忘れてしまった…)に餌をやること。
放し飼いになっているので、間近に見ることができます。



クジャクが羽を開いているところが見られないかと思っていたら、開いているところに遭遇しました!
これは雌への求愛行動ではなく、カモに対する威嚇のようでした。
威嚇されているカモは、クジャクには全く気にも留めず一心不乱に餌を食べているのに、クジャクはこれでもかと羽を開いて威嚇しているのが笑えました。



それから、境内では四季折々の花が見られます。



初夏には石段の左右などに一面のアジサイが咲いていました。



9月に来た時には、ヒガンバナがあちこちで咲いていて、お寺らしさを醸し出していました。



赤いヒガンバナはとてもきれいでした。
これから、紅葉が見られるそうですし、春には桜が一面に満開になるそうです。

筑波山に比べると知名度が低い雨引観音ですが、歴史や文化財があり、動物や植物と触れ合い、景色を眺めることができて、先日紹介した薬膳中華も味わって…と、意外といろいろな楽しみがありました。

※google mapには、何と雨引観音が載っていません。歴史のある寺なのに、この扱いはひどいですね。





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Posted by Science_City at 23:59│Comments(4)歴史
この記事へのコメント
メルさん、こんにちは!

研究学園から30kmちょっとで1時間弱くらいでしょうか。
道は県道41号から右折するところさえ見落とさなければ、わかりやすいです。

写真の1枚目の薬医門そばの駐車場からだと145段の階段を上がる必要がありますが、この門を通り越して薬膳中華「三笠」のそばの駐車場に停めれば、階段の半分以上をショートカットできます。

仁王門の裏手に出てきてしまうのですが、それが気にならなければ負担は格段に違います。
Posted by Science_CityScience_City at 2014年11月10日 01:05
さーちゃんさん、こんにちは!

これだけの古刹を地図に載せていないのはびっくりですね。
いつ気づくでしょうか。
Posted by Science_CityScience_City at 2014年11月10日 00:52
私のマンションから雨引観音までは車でどのくらいですか?

145段の階段、お年寄りには辛いですね。
Posted by メル at 2014年11月09日 14:20
マップに載っていないのは本当に寂しいですね・・・
皇室にもゆかりがある、由緒正しいお寺だというのに・・・
(参考:http://www.amabiki.or.jp/1.htm)
Posted by さーちゃん at 2014年11月07日 22:09
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