研究学園の生活

葛城西線沿いにぽつぽつと残る松並木は、テーダマツというアメリカ原産の松なのだそうです。



ちょうど自転車で学園の森の開発地域を回っていると日が沈むところだったので、パチリと1枚。

1番大きな区割りのC46街区の西側から撮った写真です。

テーダマツは、北米のテキサスからフロリダ、デラウェアにかけて分布する松の一種で、このテーダ松の並木は、自動車研究所のテストコースに沿って植えられていたものです。

↓松並木は、楕円のコースの左上にある直線コースに沿って植えられていました。


「樹木医 みずほ」さんのブログによれば、このテーダ松並木は、当初の開発計画ではすべて伐採の予定だったそうで、造園関係の設計者等の提言もあって残ることになったそうです。
樹木医みずほさんのブログに掲載されている当時の写真を見ると、テストコースは深い森の中という感じですね。

この松並木を残しただけでも、研究学園の印象が違ったものになりますね。
今進められている整地工事でも残されるようですが、今後どのような保存の仕方になるのか楽しみです。