研究学園の生活

今週は科学技術週間ということで、JAXAや国立環境研究所など、いろいろな研究機関が一般公開をしています。
その中で我が家は、日本自動車研究所(JARI)の一般公開に行ってきました～。



シバザクラが咲いて、きれいな研究所の北門です。
最近シバザクラがちょっと歯抜けになってきてしまいましたが、それでもきれいです。
北門は、研究学園駅からTXの高架沿いに歩いて5分くらいのところです。

何といっても、今日の目的は「衝突実験」。
実際の車を衝突させて、シートベルトやチャイルドシートの効果を検証します。
この実験を間近に見られる機会はそうそうありません。



ここが、衝突実験施設です。
ワイヤーで自動車を引っ張り、壁や自動車に衝突させることができます。
時速150kmで衝突させることもでき、鉄道車両の衝突も可能だそうです。



衝突実験直後の様子です。
今日はミニバンを時速50km以上で壁に衝突させる実験でした。



助手席に座っていて座席を倒して座っている10歳相当のダミー人形と、後部座席左側に座っている6歳相当のダミー人形は、チャイルドシートやジュニアシートなしに大人と同じように座っている状況でした。
その結果、助手席の人形はサブマリン現象で前にずれ、膝がグローブボックスに衝突していました。
後部座席左側の人形は、腹にベルトがかかっていて、本物の人間であれば内臓破裂になりそうな状況でした。
改めて、チャイルドシートやジュニアシートの重要さを思い知らされますね。



こちらは、車に乗っていて時速5kmで衝突した時の衝撃を再現できる車両です。
たかが時速5kmでも、かなりの衝撃です。
シートベルトの重要さが実感できました。



研究所内には、こんなカフェもありました。
こういう車を持って来るところは、さすが自動車研究所ですね。
こだわりを感じます。



【おまけ】
これは、本館に展示されていた自動車研究所の航空写真です。
少し古いおかげで、昔のテストコースの様子がわかります。
研究学園駅前公園の東側の道路が、昔のテストコース上にあることがわかりますね。

今日は寒い１日でしたが、今まで行くチャンスに恵まれなかったので貴重な体験ができて良かったですよ！